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・自販機の手数料ってどのくらいが相場何ですか?
・設置を予定しているけど、相場が分からないので交渉出来ません。
・その他自販機のリアルな情報が知りたい。
本記事では、上記の疑問・要望にお答えしていきます。
大手飲料メーカーに10年以上勤務し、副業から始めて現在自販機会社を経営している私が、どこよりも分かりやすく自販機ビジネスについて解説をしていきます。
この記事を読めば、「自動販売機の手数料相場」「手数料の種類のリアル情報」「その他自販機情報」などが分かります。
自動販売機を設置して月数千円~数万円だけでも収入が増えると、様々な固定費がまかなえたり、豪華な食事に毎月いけるなど、人生がかなりラクに楽しくなりますよ。

もし、設置できる場所が売れるロケーションであれば、是非オペレーション会社に依頼して設置を検討しましょう。
自販機事業を副業として検討している方は、当ブログで立ち上げまでを一から十まで解説していますので、その他記事もチェックしてみてください。
【副業情報】自販機以外の誰でも出来る副業・投資についてはこちらをどうぞ
|「公務員法」「義務違反防止ハンドブック」にも引っ掛かりませんので、公務員の方も安心して取り組める副業です |
それでは早速解説していきます。
まずは結論。自動販売機の手数料相場とは?


みんなどのくらい貰っているものなの??
結論から言うと、手数料の相場は20%~30%となります。
ただし、運営母体や売価、設置ロケーションによって様々ですので、具体的に状況別に解説していきます。
\手数料の相場は?/
定価のメーカー機であれば大体20~30%
自販機というのは外から見ると同じように見えますが、運営会社や手数料率、契約内容などが大きく違います。
具体的に5パターンに分けて解説します。
パターン | 売価 | 想定売価 (例:コーヒー) | 手数料相場 | 販売力 |
---|---|---|---|---|
①メーカー機 | 定価 | 130円 | 20~30% | 低い |
②メーカー機 | 格安 | 110円 | 0~20% | 普通 |
③複合機 | 定価 | 130円 | 20~30% | 低い |
④複合機 | 格安 | 110円 | 0~20% | 普通 |
⑤激安複合機 | 激安 | ~100円 | 5~20% | 高い |
主にメーカー機(定価・格安)、複合機(定価・格安)、激安複合機の5パターンに分ける事が出来ます
定価自販機は売価が高い分手数料も高くなりますが、売価が安くなれば販売力は高まりますが、売価を下げた分手数料も低くなります。
\それぞれにオススメするロケーション/
①メーカー機(定価)
現状定価自販機を設置しても売上は厳しい為、コンビニなどが無く買い物に困るような自販機需要が高いロケーション
②メーカー機(格安)
売価を下げると手数料が出ない場合がありますので、利益を求めない企業の福利厚生機など
③複合機(定価)
現状定価自販機を設置しても売上は厳しい為、コンビニなどが無く買い物に困るような自販機需要が高いロケーション
④複合機(格安)
比較的販売力が高い為、路面、インドア等ロケーションは問わず設置をオススメ。
⑤激安複合機
販売力が高い為、ロケーション問わず設置推奨。
設置交渉をする場合は「手数料率」以外も必ず交渉しましょう。

自販機を契約する際には手数料以外も交渉が可能です。
何が交渉できるかというと、具体的には「電気料金」と「設置機種」「設置料」などです。
まずは電気代について解説します。
\電気代の主なパターン/
パターン | 詳細 | 支払いイメージ | 備考 |
---|---|---|---|
電気代オーナー負担+手数料 | 電気代は全額オーナー負担 | 売上の20%のみ | ほとんどがこのパターン |
電気代固定+手数料 | 2500~3000円くらいの電気代を固定で支払われる。 | 2500円+売上の20% | |
電気代保障+手数料 | 電気メーターを付けて実際の電気代を支払われる | 2512円+売上の20% | |
最低保証+α | 最低保証額の3000円が支払われて、バックマージンが3000円分を超える場合は上乗せで支払われる | 3000円+バックマージンが3000円を超えた場合は上乗せ |
この中だと「電気代+固定」が一番オーナー側にメリットがあります。
ただし、好立地でなければメーカーとしても、交渉に乗ってこない場合があります。
意外に盲点な「設置機種」

えっ!?機種も選べるんですか?
100%選べるかと言えばそうではありませんが、リクエストする事は可能です。
設置ロケーションが好立地であれば、ある程度の希望に対応してくれますので、設置交渉の際に必ず上位機種の設置を希望しましょう。
機種というのは「通常期」「ヒートポンプ機」「ハイブリットヒートポンプ機」「特殊機(ピークシフト機)」などに分けられます。
冷蔵庫と同じく、性能の高い機種になればなるほど電気代は安くなります。
電気代がオーナー負担の場合、電気代が安くなるという事は利益に直結するという事ですね。
機種別の電気代についてはこちらで解説していますので、これから設置を考えている方は是非ご覧ください。
\機種別の電気代についてはこちらで解説/
さらに盲点な「設置料金」


設置料金って何ですか?
設置料金とは設置時にメーカーなどから支払われる、お礼金のようなものです。
ただし、これはメーカーがどうしても付けたい!っとなる程のかなりの好立地でなければ支払われることはありません。
例えば「乗降者数の多い駅前」や「繁華街」など高い売上が見込めたり、競合よりも先に付けたいと思わせるような場所の事ですね。
個人の方が該当する場所に土地を持っているのは稀ですので、とりあえずダメ元で聞いてみる事をオススメします。
\売れる自販機(立地についても解説)を参照/
【余談】自販機はサラリーマンの副業として運営可能か?

自販機ってサラリーマンの副業でも出来るのかな・・・。
きっと副業に興味がある方の中には、副業(不労所得)として自販機運営が出来ないか考えている方もいるのではないでしょうか?
結論から申し上げますと、もちろん簡単ではない部分もありますが、サラリーマンの方でも比較的取り組みやすい副業の一つと断言できます。
何故断言できるかと言うと、実際私自身も会社に勤めながら副業としてたった1台の自販機から始めたからです。
2017年に最初の1台を購入した後、サラリーマンの給与や副業、投資を行いながら資金を捻出し、1台1台追加購入を行い現在は軽く100台(投資額 数千万円)を超える自販機を保有。
法人設立をするまでに至りました。
副業としての自販機ビジネスについては書くと長くなってしまいますので、下記の別記事で詳しく解説しています。
これから「なにか副業を始めたい」「自販機の副業に興味がある」「もしくは始めていて更に収入の柱を増やしたい」という方には参考になると思いますので是非ご覧ください。
まとめ・自動販売機を設置する場合は必ず交渉を行いましょう。

今回は、初心者の方にも分かりやすいように「自動販の手数料」について解説してきました。
今回の記事で自販機について少しはご理解いただけたでしょうか?
自販機というのは交渉で優位な条件を引き出す事は可能です。
\キーワード/
「電気代を交渉」「設置機種を交渉」「設置料を交渉」「相見積もりを取る」
しっかりと交渉する事でより有利な条件を引き出して、儲かる自販機に変える事が可能です。
人生を豊かにするためには行動を起こすしかありません。
今回の記事が、皆さんの背中を押すきっかけになれば幸いです。
【最後に】普通のサラリーマンだった私が数千万分の自販機を購入できた理由
私は現在、北海道で自動販売機運営・コンサルタント会社を運営しております。
沢山の資産を持っていたわけでもない普通の中堅サラリーマンだった私が何故、数千万円規模の自動販売機費用を用意する事ができ、法人設立まで行う事が出来たのか?
理由は簡単で、徹底的に節約をしながら「給与」+「ボーナス」+「自販機事業収益」+「副業」+「投資」の収入を全て自販機購入費用に全力投入したからです。
特に自販機購入を加速させてくれたのは「副業」で、非常に事業拡大・資金確保に貢献をしてくれました。
現在ご覧頂いている会社員の方で・・・

給料全然上がんないや・・・簡単に出来る副業ないかな?
お金かけずに稼げる副業知りたいな。
と思っている方も多いと思います。
私も会社員時代は「何か稼げるものはないかなー」「会社に縛られず自由に生きたい」と常に考えていました。
そのような方に向けて私が実際に行い、自販機購入の原資となり収入UP・不労所得化に繋がった具体的な副業・投資方法を全て無料で詳しく解説しています。
私自身が「早く教えて欲しかった・・・」という事を記事にしていますので、きっとこれらの記事が皆さんの人生にプラスに働いてくれます。
私の経験が皆さんのより良い人生に向けての一歩を踏み出す勇気や、自由な人生の獲得に繋がると嬉しいです。
【副業情報】自販機以外の誰でも出来る副業・投資についてはこちらをどうぞ
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