自動販売機を月額制で契約する事は可能?自販機の契約方法を徹底解説。

この記事を読む時間:4分程度

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・自販機のバックマージンを変動制ではなく、月額制で貰いたいんですが。
・夏場は良いけど、冬場は赤字なるから月額の固定がいいです。
・その他自販機の情報教えてください。

本記事では、上記の疑問・要望にお答えしていきます。

大手飲料メーカーに10年以上勤務し、副業から始めて現在自販機会社を経営している私が、どこよりも分かりやすく自販機ビジネスについて解説をしていきます。

この記事を読めば、「自販機契約の種類(変動・月額)」「自販機交渉のコツ」その他自販機情報」などが分かります。


自動販売機を設置して月数千円~数万円だけでも収入が増えると、様々な固定費がまかなえたり、豪華な食事に毎月いけるなど、人生がかなりラクに楽しくなりますよ。

もし、設置できる場所が売れるロケーションであれば、是非オペレーション会社に依頼して設置を検討しましょう。

自販機事業を副業として検討している方は、当ブログで立ち上げまでを一から十まで解説していますので、その他記事もチェックしてみてください。

【副業情報】自販機以外の誰でも出来る副業・投資についてはこちらをどうぞ

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それでは早速解説していきます。

目次

まずは結論。自動販売の手数料契約を月額で契約する事は可能か?

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手数料を変動制じゃなくて月額固定で貰えたら嬉しい。

まずは結論。100%ではありませんが自販機の手数料を月額固定で貰う事は交渉次第で可能です。

自動販売機の手数料というのは売上に対して〇〇%というのが殆どですが、実は売上に関係なく固定で月〇〇〇円の支払いという契約になっている先もあります。

月額支払いになる事で年間通して安定した運営が可能になりますので、希望する場合は積極的に業者に交渉を行いましょう。

\とりあえず結論まとめ/

必ずではないが自販機の手数料を固定で貰う事は可能。

月額制の固定料で貰う場合、まずは業者との交渉となりますが、前提として基本的な条件があります。

その条件とは売り上げが高い自販機でメーカーとしても旨味があるです。

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売上が高くなきゃダメなんですね。

交渉の前に自販機契約の種類を把握しましょう。

そもそも、契約の種類は大きく分けて「変動制」「固定制」に分けられます。

更に細分化すると以下の通りです。

\主な手数料と電気代の契約パターン/

パターン詳細支払いイメージ備考
電気代オーナー負担+手数料電気代は全額オーナー負担売上の20%のみほとんどがこのパターン
電気代オーナー負担+手数料固定電気代は全額オーナー負担売上に関係なく月額固定で5,000円など
電気代固定+手数料2500~3000円くらいの電気代を固定で支払われる。2,500円+売上の20%
or
2,500円+固定金額
電気代保障+手数料電気メーターを付けて実際の電気代を支払われる2,512円+売上の20%
or
2,512円+固定金額
電気代は変動なので一定では無い
最低保証+α最低保証額の3000円が支払われて、バックマージンが3000円分を超える場合は上乗せで支払われる3000円+バックマージンが3000円を超えた場合は上乗せ

上記の表の通り、実際殆どの契約内容が「電気代がオーナー負担」+「売上の〇〇%の手数料支払い」になっています。

\ではなぜ、そもそもこの契約内容が多いのか?/

それは「手数料変動タイプ」の方が業者にとって有利だからです。

その為、月額固定料にするという事は、業者に有利な契約をオーナーに有利な契約に変える事と同じ意味ですので、交渉は中々難しいと考えておきましょう。

手数料について更に詳しく知りたい方はこちらをどうぞ。

なんで「変動パターン」の契約だと業者に有利なのか?

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なんか固定料にするのは難しそうなのは分かりましたが、変動制が業者に有利なのはなんでですか?

自動販売機の手数料契約が変動制になっている理由は・・・

変動タイプだと売上が下がったとしても業者は赤字にならないから

ちょと分かりにくいと思うので、具体的に表で解説します。

まずは、変動制のパターンの業者の利益構造は以下の表になります。

項目金額計算式備考
①想定売上30,000円売価×本数
②仕入れ金額15,000円売上の50%程度
③電気代0円オーナー負担の為無し
④手数料額6,000円①×20%
⑤利益9,000円①-②-④

仮に売上が3万円だった場合、9,000円程度の最終利益が見込めます。

そして、この表を見ると分かりますが、経費(②仕入れ金額と④手数料額)が変動費になっています。

つまり売上が悪ければ変動費も下がり、売上が高ければ変動費も上がりますので、どちらにしろ赤字になる事はありません。

しかし、これがオーナー側から見ると状況が変わってきます。

次はオーナー側の利益構造を見てみましょう。

項目金額計算式備考
①想定売上30,000円売価×本数
②仕入れ金額0円
③電気代3,000円固定
④手数料額6,000円①×20%
⑤利益3,000円④-③

同じく売上が3万円だった場合、オーナーは3,000円程度の最終利益が見込めます。

この段階では、額は違いますがオーナーもしっかり利益が出ている事が分かります。

これが、仮に売上が下がり1万円になった場合は状況が変わります。

売上が1万円になった場合の利益構造

項目金額計算式備考
①想定売上10,000円売価×本数
②仕入れ金額0円
③電気代3,000円固定
④手数料額2,000円①×20%
⑤利益▲1,000円④-③

売上が下がると業者とは違う利益構造になるのが分かると思います。

オーナーは電気代が固定費の為、売上が落ちて固定費がまかなえなくなると月の収支がマイナスになってしまいます。

固定料ではなく、変動タイプの手数料が多い理由は、売上が下がったとしても赤字にならない収益構造にする為なんですね。

自動販売機を固定料で契約する為のコツ

\固定料で契約する為のコツ/

「売れる場所に土地を確保」

「複数業者に相見積りを取って比較・競争させる」

前章でお伝えした通り、変動タイプの契約は業者に有利な契約になっています。

その逆の月額固定制にする為には、業者側がメリットを感じなければ難しくなってきます。

売れる場所に土地を確保

月額固定制の契約にする場合はメーカーがどうしても置きたい!というロケーションという事が必須です。

どうしても置きたいというのはつまりは「高い売上が期待できる場所」の事で、駅前や高層マンション群、繁華街など人通りが多いエリアの事です。

\売れる自販機についての解説はこちら/

自販機は設置場所が命ともいえるビジネスです。

業者は他社に負けじと良いロケーションを日々探していますので、好立地な場所に土地を持っているのであれば、交渉は非常に優位に進みます。

そのような場所に土地を持っているのであれば、設置交渉の際月額支払いの提案を行いましょう。

複数業者に相見積りを取って比較・競争させる

そんないい場所に土地を持っている人はかなり稀だと思います。

その場合は、複数業者に相見積りを取り、好条件で契約してくれる自販機業者を探しましょう。

自販機業者というのは主に「メーカー」「オペレーション会社」「独立系」の3つに分けられます。

【メーカー】

コカコーラやサントリーなどの赤や青の自販機。

【オペレーション会社】

サントリー傘下のジャパンビバレッジや、伊藤園傘下のネオスなど

一つのメーカーにとらわれずに複数メーカーの商品を一つの自販機で展開する複合機。

【独立系】

どのメーカー属さない完全独立系の自販機会社。

相見積りを取る際のコツはこの3つにまたがって依頼をするという事です。

例えば、メーカー機はコカコーラと伊藤園、オペレーション会社はネオス、独立系は地場業者などというイメージです。

メーカーによっても条件は違いますし、独立系などは主に激安自販機が多いので、好条件や販売力の高い自販機を保有している場合があります。

\更に手数料について詳しく知りたい方は/

【余談】自販機はサラリーマンの副業として運営可能か?

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自販機ってサラリーマンの副業でも出来るのかな・・・。

きっと副業に興味がある方の中には、副業(不労所得)として自販機運営が出来ないか考えている方もいるのではないでしょうか?

結論から申し上げますと、もちろん簡単ではない部分もありますが、サラリーマンの方でも比較的取り組みやすい副業の一つと断言できます。

何故断言できるかと言うと、実際私自身も会社に勤めながら副業としてたった1台の自販機から始めたからです。

2017年に最初の1台を購入した後、サラリーマンの給与副業投資を行いながら資金を捻出し、1台1台追加購入を行い現在は軽く100台(投資額 数千万円)を超える自販機を保有。

法人設立をするまでに至りました。

副業としての自販機ビジネスについては書くと長くなってしまいますので、下記の別記事で詳しく解説しています。

これから「なにか副業を始めたい」「自販機の副業に興味がある」「もしくは始めていて更に収入の柱を増やしたい」という方には参考になると思いますので是非ご覧ください。

まとめ・自販機を固定料で契約するのは中々難しい。

今回は、初心者の方にも分かりやすいように「自販機が月額固定料で契約できるのか?」について解説してきました。

今回の記事で自販機について少しはご理解いただけたでしょうか?

自販機の契約は基本的には変動制が殆どで、月額固定というのは少数派です。

その理由は、変動制の方が業者に有利に働くためで、それを覆すにはそれなりのメリットを業者に提示できなければなりません。

月額固定料にする事ができれば、冬場の売上が下がる時期でも安心して運営が可能ですので、必ず交渉しましょう。

その他、自販機運営についての記事はこのブログで様々解説していますので是非ご覧ください。

\今回の記事のキーワード/

「月額固定料は難しいが出来れば安定運営可能」

人生を豊かにするためには行動を起こすしかありません。

今回の記事が、皆さんの背中を押すきっかけになれば幸いです。

【最後に】普通のサラリーマンだった私が数千万分の自販機を購入できた理由

私は現在、北海道で自動販売機運営・コンサルタント会社を運営しております。

沢山の資産を持っていたわけでもない普通の中堅サラリーマンだった私が何故、数千万円規模の自動販売機費用を用意する事ができ、法人設立まで行う事が出来たのか?

理由は簡単で、徹底的に節約をしながら「給与」「ボーナス」「自販機事業収益」「副業」「投資」の収入を全て自販機購入費用に全力投入したからです。

そのおかげで現在は自販機業務(営業活動、補充作業、管理業務等)の95%以上を外部に任せており、自動販売機事業は不労所得化となっています。

特に自販機購入を加速させてくれたのは「副業」で、非常に事業拡大・資金確保に貢献をしてくれました。

現在ご覧頂いている会社員の方で・・・

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給料全然上がんないや・・・簡単に出来る副業ないかな?
お金かけずに稼げる副業知りたいな。

と思っている方も多いと思います。

私も会社員時代は「何か稼げるものはないかなー」「会社に縛られず自由に生きたい」と常に考えていました。

そのような方に向けて私が実際に行い、自販機購入の原資となり収入UP・不労所得化に繋がった具体的な副業・投資方法を全て無料で詳しく解説しています。

私自身が「早く教えて欲しかった・・・」という事を記事にしていますので、きっとこれらの記事が皆さんの人生にプラスに働いてくれます。

私の経験が皆さんのより良い人生に向けての一歩を踏み出す勇気や、自由な人生の獲得に繋がると嬉しいです。

【副業情報】自販機以外の誰でも出来る副業・投資についてはこちらをどうぞ

誰でも初月から10~20万円を稼ぐ方法【私はこの方法で自販機を買いました】

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